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キャリアコンサルティング

2018/12/04

【コラム】企業領域でキャリアコンサルティングを広めるために

 キャリアコンサルタントである私は、某企業において、従業員の方の面談(キャリアコンサルティング)を13ヶ月おきに担当していました。面談の目的としては、従業員の方の定着支援の一環です。面談の内容としては、職場での人間関係やプライベートなことも出てきましたが、自分の働き方やキャリアについて考える割合が多かったと思います。

 面談を実施するにあたり、その企業の経営者の方や組織を統括するマネージャーとも連携を取りながら従業員の方に接し、今思うと、組織における潤滑油的な役割になっていたと思います。結果的に、その企業の従業員の方の定着率が上がりました。

 私はそのように組織に関わっていくうちに、次第にその企業に定着できる(適正のある)人物像をイメージできるようになっていました。そこである時、そのことをマネージャーにお伝えすると、「採用活動に関わって欲しい」という依頼を受けることになりました。そこで、その企業の採用担当者とタッグを組み、1年間、採用活動を行うことになりました。すると、翌年からは、採用を一手に任せていただくことになり、採用代行を行うことになりました。並行して、従業員の方の定期的な面談は引き続き行っていましたので、採用~定着支援まで一気通貫的に担わせていただくことになりました。

 私は、企業内キャリアコンサルティングに関して、「素晴らしい面談ができれば良い」というだけでは、その役割の半分にも満たないと考えています。企業や組織の人事課題を把握し効果的な提案を行い、それを実現させていくこと。その1つの手段として面談がある、と考えています。そのスタンスで企業や組織とお付き合いさせていただくと、少しずつ任される役割が広がると思います。上記の私のケースでは、はじめは従業員の方のキャリア面談のみの関りでしたが、次第に採用支援、採用代行という道を切り開きました。そして、その企業において従業員の方の入口から定着までを一手に引き受けることになり、より一層、経営者の方に効果的な人事戦略や人材活用に関するアドバイスを行うことができるようになりました。

 上記は、企業内キャリアコンサルタントとして活躍の場を広げるための一例にもなると思います。企業領域でキャリアコンサルティングを広めていくためには、面談だけができるのではなく、様々な人事課題に対し「どのような提案ができるのか」「何ができるのか」を常に考え続ける必要があるでしょう。

(文:エムキャリ・コラム編集部)

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