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キャリアコンサルティング

2019/10/02

【コラム】職業能力開発推進者としてのキャリアコンサルタント

 企業領域におけるキャリアコンサルティングの意義向上として、20194月に施行された職業能力開発促進法施行規則等の改訂による「職業能力開発推進者はキャリアコンサルタント等の職業能力開発推進者の業務を担当するために必要な能力を有する者」から選任することとされたことは、大きなことだと思います。

 特に、職業能力開発推進者として「キャリアコンサルタント」の名称が単独で表記されたことは、キャリアコンサルタントとしては意義のあることでしょう。

 企業の発展や組織の生産性向上、社員個人の働きがいの向上などにとって、個々のキャリア形成を支援し職業能力を発揮してもらうことは、不可欠なことでしょう。そして、職業能力開発推進者は、社員の職業能力開発を計画的に企画や実行するキーパーソンであり、キャリアコンサルタントはそれを先陣に立って担うことが、この法改正からも期待されていることが伺えます。

 職業能力開発推進者の役割としては、①事業所単位の職業能力開発計画の作成・実施 ②企業内外の職業訓練を受け、また職業能力検定を受ける労働者に対する相談・指導 ③雇用型訓練を受ける労働者に対する相談・指導 ④労働者へのキャリアコンサルティング ⑤労働者が職業能力開発を受けるための労務管理上の配慮に関わる相談・指導が挙げられています。

 つまり、キャリアコンサルタントはキャリア形成や職業能力開発などに関する相談や助言を行う専門家であり、職業能力開発推進者の業務に関する知識や技能を備えていることが法律で規定されたのです。

 私たち企業内/外キャリアコンサルタントは、社員教育や人財開発分野に関してそのことを念頭に置き、施策の発注者となる企業とクライエントになる社員とが融合しパフォーマンスを発揮できるような環境整備や人財開発支援などに関して、日々研鑽を積みながら最大限の貢献ができるよう、常に意識をもつことが求められるようになっていると思います。

 参照:従業員の能力を最大限に発揮できる企業を目指して(厚生労働省)

(文:エムキャリ®・コラム編集部)

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