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組織活性

2019/03/15

【コラム】OJT計画で社員定着の第一歩を!

 3月も半ばに差しかかり、あと半月ほどで新入社員を迎えるこの時期、受け入れる企業側も期待と緊張で胸が膨らみますね。まだ見ぬ新しい仲間の顔を思い描きながら、みなさんはどのような準備を進めていらっしゃいますか?

  一般的にはOJTOn the Job Training)を取り入れている企業が多いのではないでしょうか。職場内で仕事を通じて必要な知識・技能・就業態度などを先輩や直属の上司が新入社員に指導していきます。その指導担当者はOJTリーダーとして、どれくらいの期間でどのようなことを指導していくのかなど、所属長や管理責任者と予め指導方針をすり合わせ、OJT計画を立てておくと効率良く指導ができます。

  まずは新入社員の受入日から23日ほどのタイムスケジュールを作成し、どのようなことをするのかを伝えられるようにしておくと良いでしょう。OJTリーダーにとっては慌てて指導するのではなく、気持ちに余裕をもって対応することができますし、新入社員にとっては予定が見え、役割があることで安心できます。そして、上司や他のメンバーも進捗状況や情報を共有し、OJTリーダーをフォローする態勢を整えておくことも大切です。

 OJTリーダー自身が落ち着かず不安になると、それは新入社員にも伝わります。OJTで大切なことは、新入社員が不安を感じないように、また、モチベーションが低下しないようにすることではないでしょうか。OJTリーダーは自分が新入社員だった時、何がわからなかったのか、どのように指導されて助かったのか・・・・などを思い出してみると良いでしょう。仕事に必要な知識や技能などを指導する以上に、新入社員の気持ちに寄り添って接することが大切だと思います。

 基本的なことになりますが、机や備品の準備をおろそかにしない、必要なものをリストアップし受入日までに間に合うように手配する、他部署に申請が必要なものや新たに発注するものは時間を要する場合があるので早めに準備する・・・・などということも忘れてはいけないことです。

 このようにOJT計画の段階で部署や組織内で連携し、OJTリーダーを中心に社員全員で新入社員を温かく迎える態勢をつくることが、新入社員が定着するためのカギとなります。「私たちはあなたを歓迎しています。一緒に働いていきましょう」というメッセージを込めた雰囲気づくりが、安心・信頼して働くことができる職場であるという思いにつながり、それが「この会社で働きたい」という職場定着の第一歩に発展するのではないかと考えています。

(文:エムキャリ®・コラム編集部)

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